弊社は1994年に地域開発、地域計画策定のコンサルテーション業務を主な業務として創立し、本年15周年を迎えることができました。これも皆さまのご高配の賜物と、心より感謝申し上げます。
弊社では創立当初より、「人」・「もの」・「まち」をキーワードとし、地域活性化計画や地方自治体の各種計画策定、また地場産業の育成に関するコンサルテーション業務にも取り組んで参りました。
創立15周年を迎えるにあたり、地域主権・地方分権社会の構築への動きが本格化する状況にあって、長きにわたって蓄積してきました知見、ノウハウ、また「人」・「もの」・「まち」のネットワークを生かし、「総合地域情報サービス企業」として新しくスタートすることにいたしました。
近年、メディア・通信手段、インターネット社会の急速な発展が情報の伝達速度をますます高速化し、まちづくりや企業行動にも大きな影響を与え、人間社会にかつて想像もできなかった大きな変化をもたらしていることは今更申し上げるまでもないことですが、一方、情報過多と云われる混乱の事象も多く見受けられます。都市と云わず地方と云わず、また「官」にあっても「民」にあっても、個々に独自性を堅持し、個性豊かな社会を創っていくためには、自らが必要としている情報を適切に受信し、誤りのない解析を行うことが大切であると考えております。
さらに、多種多様なメディアからの情報を受動的に受け止めるだけではなく、それらを主体的に読み解き、自らの意見を発信できる力が、より重要になるものと考えます。
このような状況の下で、地域科学研究所は“情報の秩序化とそれによる知識の創造”を目標にさまざまな研究活動を行い、総合的な地域情報サービス企業として、今後も皆様にお役立ていただける情報の発信源になるとともに、人・地域の活性化、地球に優しい「まちづくり」、「ものづくり」に貢献していきたいと願っております。
今後ともより一層のご支援とご愛顧をお願い申し上げます。
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